「非定型発達」の子の能力を伸ばすコツとは?

今日もゆる2ちょこ2♪していますか(^_-)-☆

以前、何度かADHDや発達障害についての話題を取り上げたことがありました。

何度聞いても発達障害という言葉にはなじめませんが、有名人だから取りざたされているという感は否めませんが、俳優や科学者を始めとする専門的な職業に就いている方には名前を聞くと、そういえば思い当たるかも、という方が多いようです。

俳優だとトム・クルーズなどがそのようですが、彼は子供の頃から「読字障害」があり、小学生の頃には特別支援教育を受けていたこともあるそうです。

彼のような視覚空間型の特性には俳優業がピッタリの職業だったようです。

ビジネスマンでも営業職とかであればトップセールスになっていたかもしれませんけどね。

ということで、今回は『「非定型発達」の子の能力を伸ばすコツ』ということでお届けしたいと思います。

非定型型発達だったビル・ゲイツの場合

マイクロソフト社を創業したビル・ゲイツの名は誰もがご存知かと思います。

アップル社のスティーブ・ジョブスとは何かと比較されたこともあったようですが、IT業界の風雲児とも2大巨塔とも呼ばれた二人が発達障害だったことは驚きですよね。

さて、今回の話題のビル・ゲイツですが、幼少期には社会性の面での発達に課題を抱えた非定型発達の子どもであったため、学校からは学年を遅らせてはどうかと勧められたほどだったそうです。

以下は、精神科医の岡田尊司の著書『発達障害と呼ばないで (幻冬舎新書)』より引用させていただきました。

他の子どもと遊ぶことに関心がなく、一人遊びに熱中し、イタズラばかりするわが子を、父親は「頭痛の種」と感じていたが、元教師だった母親は、ビル少年の良き理解者だった。

彼女は決して強制せず、本人の主体性を尊重したかかわりを心がけたという。

また、否定的なことを言わず、息子の優れた側面にいつも目を注ぐようにしていた。

母親はビル少年が幼い頃から本を読み聞かせることを習慣にしていた。おかげで、ビル少年は本が大好きになったが、彼が特に関心を示したのは百科事典だったという。

しかも、彼はAから順番に百科事典を読破してしまった。

小学校時代、得意だったのは算数で、それ以外の教科は目立って優れた成績だったわけではない。

だが、両親は学校の勉強よりもビル少年の社会性を伸ばすことに憲を注いだ。

クループ活動や屋外での活動にできるだけ参加するように配慮した。

ことに、ボーイスカウトの活動に参加したことは、ひ弱で、うじうじしていたビル少年を、身体的にも社会性の面でも鍛えるのに役立った。

また、ゲイツ家では、ボードゲームやカードゲームで一家団らんのときを過ごすことを習慣としていた。

楽しい会話を交わしながら、ボードゲームやカードゲームに興じることは、ビル少年の社会的能力やコミュニケーション能力の訓練になり、また、彼に一緒に共同作業をする楽しみや戦略的な思考を教えただろう。

また、夏休みは川べりのヒュッテに友人一家とともに二週間ばかり滞在し、ヨット遊びやキャンプファイアー、探検ごっこなどで、おもいっきり遊ぶのが年中行事だった。  f

働く経験も有効に活用した。

彼は小学生のとき、週三回、地方新聞の配達をやって、わずかながら小遣い稼ぎをしたのである。

欧米では子どもに早くから仕事をやらせて、自立を促すきっかけにするということがよくやられる。

大金持ちの子息であれ王子様であれ、自分で働いて、お金を稼ぐ経験をすることが賞揚される。

小学校六年のときには、コンテンポラリー・クラブという知的な子どもの集まりにも参加して、そこで活動を共にしたり、意見を戦わせたりする経験を積んだ。

十二歳のとき、彼はコジピューターと出合い、それにすっかり魅せられるのであるが、それまでに、弱かった社会性の面でも、相当な訓練を積む機会をもつことができたと言える。

<引用終わり>

キーパーソンは母親

ビル・ゲイツの父親は息子のことを「頭痛の種」と感じていたようですが、やはり母の力は偉大ですね。

今は社会的にも認知され、様々な支援活動もされていますが、当時のアメリカはどうだったんでしょうか。

以前の投稿で、なぜ日本は「発達障害大国」なのかという話題にも触れたことがあります。

本来なら人種で差が出るものではないはずだとは思うのですが、なぜか国ごとに統計を取ると常に日本はトップレベルで発達障害の数が多いそうです。

信州大医学部附属病院子どものこころ診療部診療教授であり、乳幼児から成人まで幅広い世代の発達障害の診療経験が豊富な本田秀夫氏は以下のように述べられています。

「文化の差があるかもしれません。

同じADHDやASDでも、ほかの国では許容されるレベルが、日本では問題視されてしまう。

日本は国家レベルで空気を読むことを国民に求める風潮があり、人々は互いに完璧を求めすぎているように思います」

いつの時代も一定数、発達障害は存在した。

かつてなら社会に溶け込み、あるいは「変人だけど面白い」と受け入れられてきた特質が許容されない社会になってきたことが、昨今の「発達障害」の知名度の上昇に一役買っているのかもしれない。

<引用:PRESIDENT Onlineより https://www.sankeibiz.jp/econome/news/180217/ecb1802171610001-n1.htm より>

あとがき

ビル・ゲイツ氏やスティーブ・ジョブズ氏のような天才と比較する必要もないかと思いますが、やはり子供の頃の経験は大きいようですね。

私が遠隔セラピーを通して感じることは、親や兄弟をはじめ、周囲の理解や協力も欠かせませんが、社会全体でバックアップできるようになれば良いと願っています。

最近知ったのですが、数年前から導入された「放課後等デイサービス」というのがあります。

6歳~18歳までの障害のあるお子さんや発達に特性のあるお子さんが、放課後や夏休みなどの長期休暇に利用できる福祉サービスです。

個別療育や集団活動を通して、家と学校以外の居場所やお友だちをつくることができるので“障害児の学童”とも表現されます。

高齢者の介護サービスと比較してはいけないのかも知れませんが、このようなサービスを活用することによって親も本人も心の余裕ができればいいですね。

非定型発達の子供には画面を見る時間を減らして生の楽しみを!

 

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