無事に親子で帰ってくれますように!

コラム

春告鳥(はるつげどり)と言えばウグイスですが、田舎育ちの私にはツバメキジバトのほうがしっくりきます。

ツバメの巣のある家は安全であるという言い伝えもあり、巣立っていった後の巣を大切に残しておくことも昔は当たり前だったようです。

かくいう私が物心がついたころ、まあ、保育所に通っていたころですが、当時は茅葺の家に住んでいました。
春になると、玄関にツバメがやってきて巣作りをしていたのを思い出します。

当時は、トイレが玄関の先の、半ば外のようなところにあり、ツバメの巣の下を通らないと行きつけないのです。
ちなみに、お風呂こそ外の離れにあり、五右衛門風呂でした(^^♪)


今思えば、巣作り用の巣箱ならぬ板というか、台が天井の梁に設置してありましたので、毎年やってくるツバメのために祖父か、父がこしらえたのだと思います。

今日、富山駅前の地下道で、ダウンライトの狭いスペースにツバメが数羽居ました。
巣作りの最中のようです。

田舎とはいえ、駅前です。
材料集めには苦労するだろし、何千キロも飛んできて、そのバイタリティー?には頭が下がります。

うん、が付く方には申し訳ないですが、撤去されないことを祈るばかりです。

無事に子育てして巣立ってくれますように!

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