つい先日(2023年1月7日)、日本とアメリカの製薬会社が共同で開発したアルツハイマー病の新薬をFDA(アメリカ食品医薬品局)が承認したという報道がありました。
その新薬の名前は「レカネマブ」です。
舌をかみそうなこの名前の新薬ですが、なんと
アルツハイマー病の患者の脳にたまる異常なたんぱく質「アミロイドβ」に抗体を結合させて取り除くことで神経細胞が壊れるのを防ぎ、病気の進行そのものを抑えることを目的としています。
とのこと。
気になったので、少し調べてみました。
レカネマブって何?
日本では昨年あたりからレカネマブについての報道がNHKなどで報道されていました。
今回のNHKの報道を見ると、以下のような感じでした。
詳しくは、コチラか下記のURLをクリックして参照してください。
アルツハイマー病の新薬「レカネマブ」米FDAが承認
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230107/k10013943571000.html

レカネマブについてもっと詳しく知りたい!
エーザイは日本と欧州でも3月までに承認申請するということですが、日本で承認されるまでにはどれくらいの期間がかかるのでしょうか。
アミロイドβを除去するだけでは効果がないとも聞いたことがありますが、レカネマブについてもっと詳しく知りたい方は、下記のサイトが参考になりそうです。
アルツハイマー病の新薬“症状悪化抑える効果確認” エーザイ」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220928/k10013839681000.html
認知症の治療 最新研究 抗体医薬(レカネマブ)・超音波治療の治験
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1471.html
アルツハイマー病治療薬 レカネマブの効果と副作用は?
https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/477773.html
あとがき
私自身、介護福祉士として介護の現場で働いていますので、認知症の治療薬が世に出てくれば素晴らしいことだと思います。
現在は小規模多機能型居宅介護の施設で働いていますが、実際にアリセプト(ドネペジル)、レミニール(ガランタミン)、リバスタッチ/イクセロンパッチ(リバスチグミン)、メマリー(メマンチン)などを服用されているご利用者さんがいらっしゃいます。
どちらかというと進行を緩やかにするものだと聞いたことがありますが、ご本人にとっても、ご家族にとっても、わらをもすがる気持ではないでしょうか。
今後の動向を見守るとともに、これを機会に認知症のメカニズムについてはもっと勉強したいと考えています。
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