今日も“ゆるちょこ”で人生を味わっていらっしゃいますか(^^♪
私事ですが、昨日2月3日「節分の日」に神社参拝をしたという話題をお届けしました。
成功している経営者はよく神社参拝をすると聞きます。
成功したいから?それとも成功したから神社行くのか?
今回は、前回の流れで経営者と神社参拝についての話をお届けしたいと思います。
社長はなぜ神様や神社が好きなのか
ほとんどの会社には神棚があり、お札などが祀られていると思います。
ほとんどのご家庭にも神棚があるかと思いますが、私が現在勤務している会社にもありますし、始めて勤めた会社では社長室に神棚がありました。
「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助翁ですが、会社設立時には和歌山市の生家で祭っていた「白龍大明神」を祭ったと言われています。
それ以降、パナソニックの本社には白龍大明神が祀ってあるとか。
実は龍神さんは、パナソニックグループの守護神であり、白龍大明神のご利益はズバリ「金運」だそうです。
松下幸之助翁と言えば、三重県にある椿大神社のことをとても愛し、足繁く通っていたという話も聞きます。
『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』の著者である八木龍平氏によると、
〇社長は、なぜ神様が好きなのか?
〇社長は、なぜよく神社に参拝するのか?
ズバリ、社長と神様、似ているから
と解説されています。

以下、引用します。
社長は、一個人を超えて、集団のシンボルですよね。社員のシンボルで、人気商売の方ならお客様やファンのシンボルです。
社員をかかえ、お客様をかかえ、協力先をかかえ――。
社長の意識状態は、個人の意識を超えて、集団の意識になります。主語「私」が個人でなく、私個人を含む集団や社会になる。この状態を「集合意識」と言います。
社長は「社員とお客様と協力先の集合意識」ですね。
神様もまた神社という「社」の社長です。神社は共同体の発展を願う場所で、神様は共同体メンバーのシンボル。神様も社長も、集合意識であり、集団のシンボルであることは共通しています。
つまり、「神様は社長」なのです。地域や一族の「見えない社長」です。それも相当に経験豊富で、最古の神様だと、2000年以上も「神様=社長」をやっています。
日本の神様は、いわば社長のメタファー(隠喩)であり大先輩。実際、歴史上の優れたリーダーたちも神様になっています。神様に手を合わせ、その存在を感じることで、社長としてのあり方、リーダーとしてのあり方を、言葉にならない感覚ですが、伝授されることでしょう。
https://diamond.jp/articles/-/282923
神社でのお参りの仕方
あなたは、神社ではどうやってお祈りをされていますか。
一般的にはまず、「二礼二拍手一礼」を実践されているかお思います。
前出の八木龍平氏によると、基本的な神社参拝の作法は以下のように紹介されています。
①住所・氏名を伝える
自分がどこの何者であるかを伝える。つまり、どこから来たのかを住所と名前を伝えます。
②お参りできたことの感謝を伝え、願い事を一言お伝えする
参拝の機会を頂いたことに感謝の言葉を述べ、そして願い事を伝える。
③祝詞の言葉を伝える
「はらいたまえ きよめたまえ かむながら まもりたまえ さきわえたまえ」
ちなみに、私の場合は自己流ですがまずは「三礼三拍手一礼」で行います。
造化三神にちなんでの三礼三拍です。
そして、造化三神の名前と、その神社にお祀りされている神々の名前を読み上げ、感謝の言葉を述べます。
造化三神とは、神古事記で、天地開闢(てんちかいびゃく)のときに高天原(たかまがはら)に出現し、万物生成化育の根源となった三神のこと。
「天御中主神(あまのみなかぬしのかみ)」・「高皇産霊神(たかみむすひのかみ)」・「神皇産霊神(かみむすひのかみ)」を指します。
ご祭神が解らない場合は、「はらいたまえ きよめたまえ かむながら くしみたま さきわえたまえ」と祝詞を唱えています。

あとがき
基本的に私の場合は、神様にお礼の言葉を述べるとともに、お願いというよりは自身の目標や計画に対する心構えというか、志を述べます。
そして、成就したらお礼に行く。
基本的には神社や神様には感謝の念を伝えることが大事だと思っています。
私の伯父や従兄にも経営者が何人か居ますが、何年か前には従兄に誘われて石川県の白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)のそばにある「金劔宮(きんけんぐう)」へ参拝に出かけたことがあります。
金劔宮は、孫正義も訪れたという、「金運」のパワースポットであり、北陸最古の神社というだけでなく、日本三大金運神社のひとつとされています。
経営者と言えば、自分自身が強運なだけではなく、社員をも幸せにしなければいけません。
そういう意味では、単なる神頼みということではなく、自分ではコントロールできない見えない世界もしっかり意識されており会社や社員の安寧をもお参りされているとも言えます。
先ほどご紹介した八木氏の言葉にもありました。
社員をかかえ、お客様をかかえ、協力先をかかえ――。
経営者は並外れた強運の持ち主でないといけない、という事かと思います。
経営者の強運と言うことに関しては、別のコラム『「運も実力のうち」にはもっと深い意味があった!』で紹介しています。
興味のある方は下記をクリックしてご覧くださいませ。
私事ですが、伊勢神宮には改めて訪れたいですね。
西行が詠んだとされる
「なにごとのおはしますかは知らねども かたじけなさに涙こぼるる」。
あの凛とした空気感をまた味わいたいものです。
cocoloha(ココロハ)
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