龍は子供には見えるけど大人には見えない?

ちょっと前の話ですが、2011年にブータン王国の国王と王妃が来日されたことを記憶されている人も多いかと思います。

東日本大震災後の福島の小学校を訪問されたり、国会でも演説されましたので、その様子や演説の内容をテレビで観られた人もいらっしゃるのではないでしょうか。

国王が龍の話をされたことにもビックリ仰天ですが、

子供たちが

龍がいると思う人?

と聞かれ、多くの子供が手をあげたという事実です。

今回は、そんなブータンと龍の話を少し。

世界一幸福な国を目指している国ブータン

来日された時の民族衣装に身を包んだ若い国王と王妃の姿は印象的でしたよね。

ブータンは国旗にも龍が描かれるなど、「龍の国」としても知られています。

ブータンは、GNH(国民総幸福)という、国民の幸福度を測る尺度が国家運営の柱に据えられています。

そのため、

「世界一幸福な国」

「現代最後の秘境」

といった印象が日本ではあるかと思います。

ブータンは、ヒマラヤ山脈の南にある王国。面積は九州と同じ程度ですが、人口は九州の1/19の70万人。チベット大乗仏教を多くの人が信仰する仏教国で、チベットとインドの間の自然豊かな農業国です。小さな国ですが、非常に豊かな文化があり、伝統は今なおブータンの人々の日常生活に残っています。

特徴的なのは、GNH(Gross National Happiness)を提唱し、GNP(国民総生産)で測られる経済的な成長よりも、国民の幸せ度を上げることを重視していること。

イギリスのレスター大学の社会心理学者エイドリアン・ホワイトが、健康、富、教育から独自に算出した世界幸福度指数で、北欧諸国などに混じって8位(日本は90位)にランクインしたほどです。

ブータン国王が福島の小学生に贈った「心の龍」のスピーチ/h2>

ワンチュク第5代国王が2011年に来にされ、東日本大震災で被災した子供たちに向けて「心の龍」についてスピーチをされた話はあまりにも有名です。

このスピーチは感動的でした。

小国とは言え、小学生を前に直接話をされたことにも驚きましたが、龍の話をされたのです。

国旗に龍が描かれているくらいにブータン人にとって龍の存在がいかに大切なものかが分かるとも言えます。

◆第5代国王の「心の龍」のスピーチ◆

「みなさんは龍をみたことがありますか?私はあります。

王妃も見たと言っています。

龍はひとりひとりの心の中にいます。私たちは“人格”という名の龍を持っています。

龍は私たちみんなの心の中にいて、“経験”を食べて成長します。

だから、年を重ね経験を積むほどその龍は強くなるのです。

そして、感情をコントロールして生きていくことが大切です。

みなさんも自分の龍を大きく素晴らしく、大切に育ててください。」

龍を見たことがある子供の心は純粋!

驚くことに、このブータン国王のスピーチを聴いて、子供たちが

龍がいると思う人?

と聞かれて多くの子供が手をあげたという事実です。

大人があえてそんなことは聞きもしないという事があるかと思いますが、子供からすれば、どうせ大人に言ったって・・・・・・

という感じなんでしょうか。

子供は大人には見えていない色んなものが見えているみたいですよね。

「大人になりたくなかった!」と言ってても仕方がないので、まあ、せめて嫌な大人にはならないように???

どうやったら子供の頃の感覚を思い出せるんでしょうかね。

あとがき

目に見えない世界のことを公衆の前で話をされるブータン国王も凄いですが、やはり、目に見えないものが観える子供たちの「心の目」とでも言うのでしょうか。

龍と子供と言えば映画『ネバーエンディング・ストーリー』を思い出す人もいるかもしれませんね。

そういう視点で見ればあの映画の内容はおとぎ話ではなかったのかもしれない。

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